父親が育児をすることで子供が得られる5つの効果とは

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しょう
あんどう

こんにちは。エンジニア兼業主夫のあんどう(@ando_engineer)です。お読みいただきありがとうございます。

チチカジではルーズで飽き性のあんどうが【ラクしてポジティブな生活】をモットーに工夫したことや調べたこと、体験談をまとめています。
 

この記事では、カナダの名門グエルフ大学が公開している学術論文(PDF)をもとに、父親が育児をすることで子供が得られる5つの効果をご紹介します。

父親が育児をすることで子供が得られる5つの効果とは

夫が育児に積極的でない、子育てを面倒がって私がほとんどやっている、というご家庭を持つママは多いのではないでしょうか。

一方で、子供は自分に懐いてないから、子供との接し方がよくわからず妻に任せてしまっている、と育児をしたいけどできていないパパも多いと思います。

カナダのグエルフ大学が過去の大量の論文から、「父親が育児をすることで子供が得られる効果」を一つの論文にまとめています。

これからご紹介する効果は、全ての内容が複数の研究で正しいことが証明されている内容です。

それでは一つ一つ見ていきましょう。

考える力や高い学力が身につく

父親の育児効果は生後すぐから発揮します。

父親が子供の世話に多くの時間を使って、よく遊んであげている場合、生後6ヶ月以降で外の世界を正確に知る能力が高まることが分かっています。

その後も、歩きはじめる頃には問題解決力が身につき、3歳頃にはIQが高くなると分かっています。

研究によると、これらの効果が期待される理由としては、父親が子供と会話をする場合、オープンクエスチョン(なぜ?なに?などの5W1Hの質問)が多く、Yes/Noの質問に比べて会話量が多いからです。

会話量が多くなると、それだけ多くの単語を使い、考える力や表現力が豊かになります。

このことが乳児期の子供の考える力が身につく理由と考えられています。

小学校に上がって以降も、この効果が良い影響を与えることが分かっています。

・学力が向上し、成績が高い傾向がある
・その中でも国語読解力が高くなる
・進学への高いモチベーションを持つ
・前向きに学校生活を楽しむようになる
・欠席や停学、問題行動が少ない

これら一つ一つ、全て複数の学術論文にて裏付けられています。

さらに、考える力や高い学力が身につくことで、大人になっても経済的に安定することが分かっています。

経済的に安定する理由として、高学歴になること、高い職業能力が身につくこと、心理的満足感を感じること、がそれぞれ証明されています。

より豊かな感情を持ち、精神的に安定する

母親が愛情を注ぐことで、子供は豊かな感情を持ち、精神的に安定することはよく言われますが、父親が育児に関わることでも同様の効果があります。

それは赤ちゃんの時から現れます。

まず、父親からケアを受けることで、子供の心理的安全性が高まります。

そうすることで未経験なことに対する対処能力、およびストレスを感じることへの対応力が身につきます。

加えて、外界に対する好奇心や探究心が強くなり、新しいものをうまく取り入れることができます。

外の世界をポジティブに受け入れることができるようになるので、例えば恐怖や罪悪感、不安、神経質などのネガティブな感情を持つことが少なくなり、実際に「うつ」になる確率も下がります。

最終的に大人になると、自己肯定感が高いので、自尊心を強く持った人生を送ることができます。

他人との関係づくりがよりうまくなる

小さい頃から父親が育児をしていると、3歳くらいから他人との関係づくり、いわゆるソーシャルスキルにいい影響を与えます。

具体的には、

・マイナス思考な考え方が少なくなる
・攻撃的な性格でなくなる
・対立してしまうことを避ける
・自分ばかりにならず利他的になる
・人としての器が大きくなる
・人間関係の質が向上する

ということが証明されています。

これにより、小さい頃から学校などで人気者になる傾向があり、人に好かれるような性格になります。

このソーシャルスキルですが、恋愛や結婚にもいい影響を与えます。

論文では、以下のことが証明されています。

・社交性があり友人関係が良好で長続きする
・特に恋人との長い関係、結婚後の伴侶との良い関係を作る傾向がある
・もちろん離婚する確率も低い

さらに社会規範もしっかり身につくことが分かっています。

自分の中でしっかりしたモラルを持ち、それを信じて判断をする、価値観やルールを守ると考えられています。

身体的にもより良い効果で健康的

子供の健康への影響は、お腹の中にいるときの母親の健康から始まります。

妊娠中、父親が母親を精神面でサポートすると、母親はより健康であり、産後うつになる確率が下がります。

妊娠中や出産時のトラブルが少なくなる傾向があり、妊娠中の健康維持にも効果が期待できます。

父親が一緒に「母乳育児クラス」などの講座に参加することで、母乳での育児が推進されることも分かっています。

逆に父親が育児に参加していない家庭の子供は、以下のような影響があります。

・やけど、転落、怪我のリスクが高まる
・ぜんそくにかかる確率が1.76倍から2.61倍になる
・緊急治療室を使用する確率が6倍、うちぜんそく関連は5倍になる
・18歳までに肥満となる確率が4倍となる

非行・問題行動の減少

父親が育児に積極的に関わることで、問題行動が減少することも多くの論文で明言されています。

具体的には、中学3年生時点での薬物利用や不登校、万引き、飲酒などの非行が比較的起きにくいということです。

子供が7歳頃には、非行に走る同級生の付き合いに巻き込まれることが少ない傾向です。

女の子の場合、父親が育児に関わったほうが、思春期における女性特有の心理的苦痛も少ないと言われています。

最後に

これらの研究結果および論文は統計的な正しさを証明しているため、父親が育児をすることでこれら全ての効果が得られるということではありません。

もちろんお子さんごとの資質や特徴があるので、全て当てはまるということはないのですが、それでも傾向としてはこのように沢山の効果が期待できるので、父親が育児に参加しない理由はありません。

ぜひこれをもとに父親の育児について、ご家庭でお話して頂く機会ができることを願っています。

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