父親が育児をすることで父親が得られる6つの効果とは

男の育児
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しょう
あんどう

こんにちは。エンジニア兼業主夫のあんどう(@ando_engineer)です。お読みいただきありがとうございます。

チチカジではルーズで飽き性のあんどうが【ラクしてポジティブな生活】をモットーに工夫したことや調べたこと、体験談をまとめています。
 

この記事では、カナダの名門グエルフ大学が公開している学術論文(PDF)をもとに、父親が育児をすることで父親が得られる4つの効果をご紹介します。

この論文は海外の研究結果ですが、記事後半では日本の厚生労働省「イクメンプロジェクト」の調査結果も追加していますので、ぜひご覧ください!

父親が育児をすることで父親が得られる3つの効果とは

ネットでよく拝見するママのコメントに「夫が育児に積極的でない」、「自分のことばかりで子供の面倒を見ない」、「夫の面倒を見るのが大変なので帰ってくるな!」みたいなものを見ます。

一方で、育児に積極的なパパも「ママがいい~って子供に泣かれてつらい」、「ママに怒られながら育児するのが嫌だ」、「仕事と育児の両立がなかなか大変」などパパ自身も悩みを抱えているようです。

そういうときに、父親は果たして育児をする意味があるのだろうか?と思うことはありませんか。

意味があれば、これまで以上にしっかりやろうってなりますよね。

実は、カナダのグエルフ大学が過去の大量の論文から、「父親が育児をすることで父親が得られる効果」を一つの論文にまとめています。

父親が育児をすることで子供が得られる5つの効果についてもご紹介していますので、子供が得られる効果を知りたい方はこちらもどうぞ。

父親が育児をすることで子供が得られる5つの効果とは
育児をしない夫を持つママ、育児をしていないパパにとって父親が育児をする意味ってなんだろうって思いませんか?この記事では、研究結果から父親が育児をすることで子供が得られる効果をご紹介しています。これをもとに育児を見直しませんか?

これからご紹介する効果は、全ての内容が複数の研究で正しいことが証明されている内容です。

それでは一つ一つ見ていきましょう。

父親としての自尊心を得る

率先して育児をする父親は、父親であることに自信を持ち父親の役割を果たすことに満足と重要性を感じています。

そのことがより育児に積極的になるという好循環を生みます。

間違ってはならないのが、「育児をする→父親であることに自信を持つ」という順番であり、「自信と満足感がある→育児をする」ということではありません。

まずは育児を主体的にすることが大切です。いい効果が得られるのはしばらく育児をやってからです。

もちろんこれによって「親子関係はとても大切なものである」と子供が認識し、相互信頼のある親子関係を築くことができます。

人間的に成熟する

育児をすることで、本人の心理的な成熟がより進むことが報告されています。

心理的成熟とは、自分の人生に対する満足度が高くなる、心理的ストレスが軽減される、自分のことを深く理解することができる、他人に深く共感することができる、ということです。

心理的に成熟している方は、注意不足からくる偶発的な死亡事故に遭う確率、または法律を犯したり、薬物を乱用する確率が低くなるという相関関係があることが研究結果から分かっています。

さらにこれは安定した夫婦関係にも影響します。

研究では、育児に積極的な父親がいる家族の10年後、20年後を調査したところ、家族でいることに幸せをより強く感じ、家族の結束感を強く感じることが証明されています。

地域とのつながりが強くなる

育児をする父親は様々なコミュニティー(仕事ではない地域活動)に参加する傾向があります。

自治会やPTAなど地域の活動でリーダシップを発揮し、宗教活動(論文では教会とありますが、日本では神社やお寺でのイベント活動)にも参加する傾向が強く、社交的に振る舞う傾向があるようです。

これにより、異なる年代の人々や家族を取り巻く様々な人々との交流が増え、地域サービスを提供する側として活動金をもらうこともあります。

地域で活動することで、地域住民からも信頼を得られ、自分の家族を支えてくれる仲間にもなります。

自身の仕事に好影響が出る

父親の役割を担う人は、子育てをする責任から仕事にもより真剣に取り組むという研究結果が複数あります。

そしてそれは、仕事の生産性向上についても真剣に考え、仕事をし過ぎないような向き合い方をすると報告されています。

しかし、父親として育児をすることで、ストレスを抱えたり、家庭内で衝突があったり、自尊心が傷つけられるということが短期的には起きることも多くあります。

ただこれらマイナス要素を乗り越えることで、転職がしやすくなるスキルが身につく、職場で自分に適した環境を得る、将来世代へ大切な価値を生み出すことができると言われています。

残業が減少する

ここからは、厚生労働省「イクメンプロジェクト」の調査から分かった結果です。

父親が育児をすると残業が減少する傾向があります。(画像と引用は結果資料より)

・「残業時間が減った」が最も高く62.4%。
・30代と40代では、30代の方が「残業時間が減った」割合が高い。

研究対象となったパパたちの詳細なコメントを読んでみると、物理的な仕事量が減ったのではなく、定時までに仕事を終わらせるために無駄なく仕事ができるようになったということのようです。

また上司や同僚もプライベートの状況を共有することで、自分がやらなくてもいいような仕事をしなくてもよくなっていったとあります。

もちろん時期や状況によっては残業をする必要が出てきて、事前に妻と調整して補完し合う必要が出てきますが、その分、業務の遂行に関わるリスクやバッファをより正確に見積もるスキルが向上します。

夫婦両方からの収入で家計が安定する

こちらも、厚生労働省「イクメンプロジェクト」の調査ですが、父親が育児休暇を取得した家庭では、配偶者が継続して仕事をしている割合は、66.4%です。(画像と引用は結果資料より)

・育児休暇(休業)後の配偶者の就労状況は、「働き続けている」が最も高く66.4%。

子育て世代全体でいうと、約60%の家庭では母親が一度離職して育児に専念するという状況ですので、父親が育児休暇を取ることで、夫婦とも子育て前のキャリアと収入を維持できる環境が整うということになります。

育児は長い長いマラソンです。約22年間、2人目3人目となると30年程度の超長距離になります。

その期間に起きうる事象を全て検討して、リスクを回避して、何事もなく安定的に過ごすということは、予知能力でもない限り無理なわけです。

そうするとやはり夫婦両方に収入があること、金額ではなく物理的に二人が働いていることは家庭を安定的に運営するためには大切なポイントになります。

最後に

グエルフ大学の研究では、父親、働き手、夫など社会的な役割が多い男性の方が、より楽しく健康的な人生を過ごし、ストレス因子が少なくなり、精神的な安定を得られることが分かっています。

育児は大変です。メリットがあるからといってモチベーションが上がるわけではないし、常にポジティブに前向きに子供と向き合うというのもなかなか大変です。

しかし、大変だからこそ、喜びもあるし、得られる副産物も多いのだと思います。

なにより自分の子供の成長をそばで見られるというのは、その子の両親以外に感じることができない幸せです。

これを機に家族と育児についてもう一度お話をしてみませんか?

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